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パナソニックの蓄電池の性能とは?各製品の特徴・太陽光発電との連携ついても解説

災害時や停電時の備えとして注目されている家庭用蓄電池。太陽光発電と連携させることで電気の自給自足も実現可能です。しかし、蓄電池の容量や機能、価格はさまざまなので、迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。本記事では、パナソニックの蓄電池について解説します。蓄電池のメーカー選びでお悩みの方はぜひ参考になさってください。

この記事の目次

  • パナソニックの蓄電池の技術
  • パナソニックの蓄電池「創蓄連携システム」の特徴
  • パナソニックの蓄電池「創蓄連携システム」の種類
  • パナソニックのリチウムイオン蓄電システム
  • パナソニックの蓄電池のメリット・デメリット

パナソニックの蓄電池の技術

科学技術

パナソニックは日本の蓄電池開発においてパイオニア的存在と言えます。

パナソニックは1931年に蓄電池の開発をスタート、1994年にはリチウムイオン電池の量産に成功しました。

パナソニックは電気を「創る」太陽光発電と、電気を「蓄える」蓄電池の両方に注力しており、それら2つのシステムを効率的に連携できる「創蓄連携システム」を製造・販売しています。

また、蓄電池単独で使用できる「リチウムイオン蓄電システム」も取り扱っています。

このように、家庭環境に合わせてさまざまな蓄電池を開発している点も、パナソニックの魅力の一つでしょう。

パナソニックの蓄電池「創蓄連携システム」の特徴

蓄電池

パナソニックの主力製品である「創蓄連携システム」は、太陽光発電との連携を前提とした蓄電システムです。

「創蓄連携システム」のメリットは太陽光発電で発電した電気を効率的に蓄電できること、また太陽光発電と蓄電池を合わせたシステム全体で考えると設置する機器を減らせることです。

また平時から停電時まで、さまざまな状況に応じた運転モードが用意されている点も魅力の一つ。

それでは、「創蓄連携システム」の運転モードについて紹介していきます。

平時の運転モード

「創蓄連携システム」は平時の運転モードが2つあります。

  • 環境優先モード
  • 経済優先モード

環境優先モードは、蓄電池に貯めた電力を自家消費にあてることで、電気の自給自足を優先します。

一方、経済優先モードは、蓄電池に貯めた電力の一部を売電にあてることで、売電収入を優先します。

停電時の運転モード

「創蓄連携システム」は自動切換え機能が備わっているため、停電時でも使用したい機器に自動で給電できます。

また、太陽光発電と連携しているため、停電時でも電気を貯められます。

なお自立運転時も高出力なので、停電時でもしっかり電気が使えるのも嬉しいポイント。

ちなみに、自立運転時の出力値は、蓄電容量5.6kWhに対して2kVAに設定されています。

パナソニックの蓄電池「創蓄連携システム」の種類

選択肢

「創蓄連携システム」は住宅環境に合わせて選べるよう、4つのタイプに分かれています。

  • 創蓄連携システムS+
  • 創蓄連携システムS
  • 創蓄連携システム据置+
  • 創蓄連携システムR+

それぞれのタイプについて以下で解説します。

創蓄連携システムS+

「創蓄連携システムS+」の特徴は、蓄電容量のバリエーションが非常に豊富な点です。

従来の蓄電ユニット(5.6kWh)に加え、奥行き40%減の蓄電ユニット(3.5kWh)を新開発し、それらを組み合わせることで、業界最多のバリエーションを実現しています。

「創蓄連携システムS+」の蓄電容量および価格を以下にまとめました。

蓄電容量 価格
3.5kWh 1,837,000円
5.6kWh 2,310,000円
7.0kWh 2,992,000円
9.1kWh 3,465,000円
11.2kWh 3,938,000円

創蓄連携システムS

「創蓄連携システムS」の特徴は、パワーステーションが壁掛タイプであること。そのため、省スペースで設置可能です。

パワーステーションとは、太陽光発電で蓄電池に貯めた電気を家庭で使えるように変換する機器です。

また、「創蓄連携システムS」のパワーステーションはHEMS連携が可能なので、太陽光発電の余剰電力をAIが自動で有効活用してくれます。

「創蓄連携システムS」の蓄電容量および価格を以下にまとめました。

蓄電容量 価格
5.6kWh 1,859,000円

創蓄連携システム据置

「創蓄連携システム据置」の特徴は、蓄電池ユニットを2台連結させることで、蓄電容量を拡張できる点です。

蓄電池ユニット1台であれば5.6kWh、2台であれば11.2kWhの蓄電システムとして使用できます。

なお、蓄電池ユニット2台の場合の容量と価格を以下にまとめました。

蓄電容量 価格
11.2kWh 3,278,000円

創蓄連携システムR

「創蓄連携システムR」の特徴は、蓄電池を後付けできるため、初期費用を抑えられることです。

まずは、「創蓄連携システムR」のパワーコンディショナのみを設置し、太陽光発電のために利用します。そして、売電価格の変化などに伴い、必要に応じて蓄電池を後からシステムに組み込むことが可能なのです。

なお、「創蓄連携システムR」の容量と価格を以下にまとめました。

蓄電容量 価格
5.6kWh 1,881,000円

以上が「創蓄連携システム」のラインアップです。

なお、「創蓄連携システム」の保証については、各種共通しています。

保証内容と期間を以下にまとめました。

保証内容 保証期間
蓄電池ユニット保証 10年
機器瑕疵保証 15年

蓄電池ユニット保証とは、蓄電容量が規定を下回った場合、または製造上の不具合が発見された場合に、無償で修理が受けられる制度です。

機器瑕疵保証とは、パワーコンディショナおよびパワーステーションに製造上の不具合が発見された場合に、無償で修理が受けられる制度です。

パナソニックのリチウムイオン蓄電システム

リチウムイオン

リチウムイオン蓄電システムの特徴

リチウムイオン蓄電システムの特徴は、小型の蓄電池を使用しているため、設置場所に困らない点です。

また、一般的なコンセントから充電できるので、太陽光発電を付けない家庭でも使用できます。

リチウムイオン蓄電システムは構成機器が少なく、場所を取らないため、住宅環境を問わず導入しやすい蓄電池と言えます。

ただし、蓄電容量は大きくないので、あくまで補助的な電源として考えましょう。

リチウムイオン蓄電システムの種類

リチウムイオン蓄電システムには床置きタイプと壁掛けタイプの2種類あります。

床置きタイプは、キャスター付きなので移動も簡単。個人住宅だけでなく、オフィスなどでも需要があるようです。

壁掛けタイプは、そのスタイリッシュなデザインで壁紙やインテリアと調和します。

それでは、各タイプの仕様を見ていきましょう。

床置きタイプ

品番 LJSF35
蓄電容量 3.5kWh
サイズ 625×598×240(mm)
価格 1,386,000円
保証 10年

壁掛けタイプ

品番 LJ-SJ10A
蓄電容量 1kWh
サイズ 605×350×155(mm)
価格 437,800円
保証 10年

パナソニックの蓄電池のメリット・デメリット

メリットとデメリット

では、最後にパナソニックの蓄電池のメリットとデメリットを確認しておきましょう。

メリット

パナソニックの蓄電池は多彩なラインアップが用意されているので、自分のライフスタイルや住宅環境にぴったり合う蓄電池が選べるでしょう。

また、電機メーカーとしての歴史と技術に裏打ちされた安全設計には安心感があります。
例えば、停電から即座に復旧できる「自動給電機能」など、機械に弱い方でも扱いやすいよう設計されています。

また、太陽光発電との連携に優れ、余剰電力を有効活用できる点も魅力の一つです。

デメリット

パナソニックの主力製品である「創蓄連携システム」に関して言えば、価格帯が高額です。

初期費用を極力抑えたい場合は、海外メーカーなどに目を向けた方がいいかもしれません。

ただし、蓄電池や太陽光発電の設置費用は販売施工会社によって異なります。

費用が気になる方は、複数の販売施工会社から見積りを取り、最も安い会社を探してみてください。

とはいえ、販売施工会社は全国に無数にあります。そのため「どうやって販売施工会社を絞ればいいの?」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

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