住宅用太陽光発電
「まずは、太陽光発電を知るところからはじめたい」という方に、設置にあたって最低限知っておきたい情報を集めました。 幅広く知識をつけていきましょう!
太陽光発電システムとは、太陽電池(モジュール)やパワーコンディショナーなどの機器を組み合わせて利用し、太陽のもつ光エネルギーを電力に変換する発電方式のことです。
太陽から地球へ降り注ぐ光のエネルギーは実に膨大で、仮に光のエネルギーのすべてを電力に変換することができれば、たった1時間の日射量で、全人類が消費する1年間のエネルギーをまかなうことができます。
しかも、事実上そのエネルギー量は無尽蔵であり、石油などの化石燃料と異なり、地球環境を汚染することはありません。
非常に環境に良い太陽光発電システムではありますが、決して万能ではありません。
そのメリット・デメリットをしっかりと認識しましょう。
太陽をエネルギー源とするため、事実上無尽蔵のエネルギー源を活用できます
火力発電では、その発電量の約65%が家庭に届く前に失われています。
一方、太陽光発電では発電した電力量のうち、実に約90%を家庭で使用可能です。
また、日ごと、月ごとの発電量をチェックすることによって、節電の意識も高まります。
太陽電池(モジュール)の製造に使用される電力を1年前後で回収でき、その後、システムを維持するための電力をほぼ必要としません。
太陽をそのエネルギー源としている以上、どうしても天候に左右されてしまい、夜は発電することができません。また、お住まいの地域や屋根の方角、自宅周辺の環境などにも影響を受けやすいという特徴があります。