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Qセルズの蓄電池は多種多様!各蓄電システムの特徴・太陽光発電との連携について解説

世界中で「脱炭素」「カーボンニュートラル」が叫ばれる中、再生可能エネルギーの注目度はいっそう高まっていますよね。「太陽光発電や蓄電池の設置を考えている」という方もいらっしゃるでしょう。しかし、太陽光発電や蓄電池に明るい方は少ないかもしれません。そこで、本記事では海外メーカーのQセルズの蓄電池について詳しく紹介したいと思います。

この記事の目次

  • Qセルズの蓄電池の実績
  • Qセルズの蓄電池の種類
  • Qセルズの蓄電池の価格
  • Qセルズの蓄電池の保証
  • Qセルズの蓄電池のメリット・デメリット

Qセルズの蓄電池の実績

沿革

Qセルズは太陽光発電市場で欧州トップの地位を築いた、ドイツの太陽光発電メーカーです。

しかし、やがて経営が行き詰まり、2012年に会社更生法を申請。再建を図るため、韓国の大手財閥企業であるハンファグループによる買収に合意します。

かくして、Qセルズの研究開発・製造はハンファグループに移管され、「ハンファQセルズ」が誕生。

ハンファQセルズは、太陽光発電システムだけでなく、蓄電システムの販売にも手を伸ばしていきます。

日本でも、2015年に「住宅用ハイブリッド蓄電システム」の販売が開始されました。

ちなみに、ハイブリッド蓄電システムとは、太陽光発電と蓄電池の電気変換を1台で処理できるハイブリッドパワーコンディショナを用いた蓄電システムです。

Qセルズの蓄電池の種類

多種多様

Qセルズは自社製だけでなく、他社製の蓄電池の販売も手掛けています。

そのため、非常に幅広いラインアップの蓄電池を販売していますが、大きく分けると全負荷型と特定負荷型の2タイプです。

全負荷型とは、停電時において、家全体のコンセントに電気を供給する蓄電池です。
そのため、電気使用量の多いオール電化住宅や二世帯住宅に向いています。

一方、特定負荷型とは、停電時において、あらかじめ指定したコンセントのみに電気を供給する蓄電池です。
全負荷型と比べると、「価格が安い」「省スペースで設置できる」といったメリットがあります。

それでは、各タイプの蓄電池を以下で紹介します。

全負荷型の蓄電池

Qセルズが販売している全負荷型の蓄電池は3種です。

  • マルチ蓄電プラットフォーム
  • EIBS7
  • SAVeR-H

マルチ蓄電プラットフォームは、オムロン製の蓄電池です。
その特徴は、蓄電システムと蓄電容量を自由に組み合わせられること。
蓄電システムを「単機能」「ハイブリッド」「全負荷型ハイブリッド」の3つから選び、蓄電容量を「9.8kWh」「16.4kWh」の2つから選ぶことが出来るのです。
ちなみに、蓄電池単体でも設置可能なのが「単機能」蓄電システム、太陽光発電とあわせて設置可能なのが「ハイブリッド」蓄電システムです。

EIBS7は、田淵電機製の蓄電池です。
その特徴は、蓄電池ユニットの後付・増設が可能なこと。蓄電池ユニット1台の容量は7.04kWhです。
また、蓄電池ユニットの期待寿命が12,000サイクルに設計されているため、1日2サイクルの充放電ができるのもポイントです。
なお、EIBS7はハイブリッド蓄電システムですが、単機能蓄電システムとしても使用できます。

SAVeR-Hは、デルタ電子製の蓄電池です。
その特徴は、5.6kWhのシングルバッテリーか、11.2kWhのダブルバッテリーかを選べること。
また、蓄電ユニットに高耐食性能アルミキャビネットを使用しているため、塩害地域でも屋外設置が可能です。

特定負荷型の蓄電池

Qセルズが販売している特定負荷型の蓄電池は2種です。

  • HQJB-Aシリーズ
  • KPシリーズ

HQJB-Aシリーズは、Qセルズ製の蓄電池で、蓄電容量は5.6kWhです。
その特徴は、付属のハイブリッドパワーコンディショナが「96.5%」という非常に高い変換効率を達成していること。
そのため、太陽光発電のエネルギーロスを軽減し、より多くの充放電量を確保できます。
また、安全性を最優先した三重保護設計を採用しているため、不具合や故障の心配が少ないのもポイントです。

KPシリーズは、オムロン製の蓄電池で、蓄電容量は6.5kWhです。
その特徴は、小型で軽量なコンパクトサイズの蓄電池ユニットを使用していること。
そのため、「設置場所に困らない」「設置工事の手間が少ない」といったメリットがあります。

Qセルズの蓄電池の価格

見積もり

Qセルズが販売している蓄電池の価格を種類ごとに見てみましょう。

【マルチ蓄電プラットフォーム】

機器 価格
マルチ蓄電パワーコンディショナ オープン価格
蓄電池ユニット オープン価格
PVユニット オープン価格
トランスユニット オープン価格
全負荷用分電盤 オープン価格
マルチシステム用ゲートウェイ オープン価格

【EIBS7】

機器 価格
ハイブリッドパワーコンディショナ オープン価格
蓄電池ユニット オープン価格
表示モニター
※オプション
オープン価格
電源切替ボックス オープン価格

【SAVeR-H】

機器 価格
ハイブリッドパワーコンディショナ オープン価格
蓄電池ユニット オープン価格
パワーモニター オープン価格
計測・通信ユニット オープン価格
全負荷切替盤(必須オプション) オープン価格

【HQJB-A シリーズ】

機器 価格
ハイブリッドパワーコンディショナ オープン価格
蓄電池ユニット オープン価格
DC/DCコンバータ オープン価格
ハイブリッド蓄電用リモコン オープン価格
カラーモニター オープン価格
電力検出ユニット オープン価格
自動切替タイプの電力切替ユニット
※オプション
146,300円
手動切替タイプ の特定負荷用分電盤
※オプション
38,500円

【KP55S3シリーズ】

機器 価格
ハイブリッドパワーコンディショナ 660,000円
蓄電池ユニット 192,500円
DC/DCコンバータ 357,500円
特定負荷用分電盤 253,000円
専用表示ユニット オープン価格
計測・操作ユニット 242,000円

Qセルズの蓄電池の保証

安全安心な施工業者

Qセルズが販売している蓄電池の保証は蓄電池メーカーによって異なります。
それぞれの蓄電池の保証期間を以下にまとめました。

パワーコンディショナ、他機器 蓄電池ユニット モニター
マルチ蓄電プラットフォーム 15年 15年 保証なし
EIBS7 15年 15年 1年
SAVeR-H 15年 10年 1年
HQJB-Aシリーズ 15年 10年 1年
KP55S3シリーズ 10年 10年 1年

Qセルズの蓄電池のメリット・デメリット

メリットとデメリット

最後に、Qセルズが販売している蓄電池のメリット・デメリットを確認しておきましょう。

メリット

Qセルズは多様なラインアップの蓄電池を取り揃えています。
そのため、さまざまな住宅や家族のニーズに応えられるでしょう。

特定の電源のみ使える「特定負荷型」を選べば、停電時に節電でき、初期費用も抑えられます。

一方、全ての電源が使える「全負荷型」を選べば、停電時でも普段通りの生活が送れるでしょう。
ただ、そのためには大容量の蓄電システムや、太陽発電などの創電システムが欠かせません。

Qセルズが展開する蓄電池はハイブリッドパワーコンディショナを用いているため、太陽光発電を新たに導入するご家庭にもおすすめです。

デメリット

Qセルズはさまざまな蓄電池を販売していますが、そのほとんどはオープン価格です。

そのため、相場が把握しづらいという難点があります。

ただでさえ高額な初期費用がかかる蓄電池ですから、相場をきちんと把握し、損をせずに購入・設置したいですね。

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