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インリーソーラーの太陽光発電は保証が充実!?モジュールの種類・特徴についても解説

住宅用太陽光発電を設置するにあたり、まずはお見積もりをされる方が多いと思います。ただ、よく知らない太陽発電メーカーを勧められ、迷ってしまうこともありますよね。本記事では中国メーカーのインリーソーラーを紹介します。中国を代表する太陽光発電メーカーの一つですのでぜひチェックしてくださいね。

この記事の目次

  • インリーソーラーの太陽光発電の概要・実績
  • インリーソーラーの太陽光発電の特徴
  • インリーソーラーの太陽光発電の種類
  • インリーソーラーの太陽光発電のメリット・デメリット

インリーソーラーの太陽光発電の概要・実績

グローバル企業

インリーソーラーは1998年に中国で設立された太陽光発電メーカーです。

インリーソーラーは太陽光パネルの製造において、素材となるインゴットの生産からパネルの組立てまで、自社完結できる体制を整えています。

その生産能力は世界でも最大級で、2012年に太陽光パネル供給量で世界一を記録。さらに2019年に世界累計出荷量23.5ギガワットを達成しました。

また、インリーソーラーは生産能力だけでなく、品質管理においても世界最高水準と言えるでしょう。

インリーソーラーの太陽光パネルは、アメリカの認証機関「UL」やドイツの認証機関「TÜV」の品質試験をクリアしています。

日本におけるインリーソーラーの活動については、2012年に東京でインリー・グリーンエナジージャパンを設立。その後、大阪と福岡に支店を構え、さらに全国に5つの物流拠点を配置します。

2018年には日本における累計出荷量が2.5ギガワットに到達。

また日本独自の太陽光パネルの信頼性認証「JISQ8901」を取得済みです。

インリーソーラーの太陽光発電の特徴

太陽光パネル

インリーソーラーの太陽光発電の特徴は3つあります。

  • 優れた変換効率
  • 高い耐久性
  • 充実した保証制度

それぞれの特徴について以下で解説します。

優れた変換効率

変換効率とは、太陽光パネルに照射された光エネルギーが、どのくらい電気エネルギーに変換されるのかを示す数値です。

仮に、変換効率が100%であれば、太陽光の光エネルギーが全て電気エネルギーに換算されます。

しかし実際は、住宅用太陽光パネルの発電効率は、およそ15~20%と言われています。

そんな中、インリーソーラーの太陽光パネルの発電効率は、22%を超えているのです。

したがって、少ない面積でも高い発電能力を発揮できるでしょう。

高い耐久性

太陽光パネルは長期にわたり屋外に設置されるため、紫外線や雨風による劣化は避けられません。

そこでポイントになるのが耐久性です。

インリーソーラーでは太陽光パネルに対して「塩水噴霧試験」「アンモニア(アルカリ)試験」「PID試験」といった耐性試験を実施しており、高耐性化および長寿命化を実現しています。

ちなみに「PID試験」とは、太陽光パネルの出力低下の一因であるPID現象を未然に防ぐための試験です。

充実した保証制度

太陽光パネルの製品寿命は25~30年と言われています。

ただ、太陽光パネルが寿命を迎える前に、太陽光発電システムの周辺機器が故障することは十分に考えられます。また太陽光パネルの出力が通常より大幅に低下してしまうケースも少なくありません。

したがって、太陽発電を安心して使い続けるためには、充実した保証制度が必須です。

そこで、インリーソーラーでは通常のメーカー保証に加え、2つの保証制度を用意しています。

  • バックアップ保証
  • グレードアップ保証

バックアップ保証は、インリーソーラーの倒産や事業撤退が起きた場合に、国内大手保険会社のバックアップを受けられる制度です。
これにより、太陽パネルの出力保証が継続されます。もし修理・交換が必要な場合には、他メーカーの同等製品で代替してもらうことも可能です。

グレードアップ保証は、製品保証を延長できる制度です。
ちなみに製品保証とは、太陽パネルのほかパワーコンディショナ等の周辺機器が故障した場合に修理・交換を受けるための制度です。
なお、延長期間はオプションによって異なります。

以上2つの保証制度はパッケージ化され、「インリー15」「インリー25」という2つのオプションに分かれています。

各パッケージの保証期間を以下にまとめました。

パッケージ インリー15 インリー25
出力保証 15年 25年
製品保証
(太陽パネル)
15年 25年
製品保証
(周辺機器)
15年 15年

インリーソーラーの太陽光発電の種類

多種多様

インリーソーラーの住宅用太陽光パネルは、大きく分けると2種です。

  • N型単結晶タイプ
  • P型単結晶タイプ

>>太陽光パネル素材の種類と多様なメリットとは?

N型単結晶タイプは両面で太陽光を取り込み発電できるパネルです。また低照度特性に優れているため、太陽光を感知できる時間帯が広く、より多くの発電量が期待できます。

一方、P型単結晶タイプは片面のみで発電するパネルです。N型単結晶タイプに比べて構造がシンプルなので、そのぶんコストを抑えられます。

では、各タイプの仕様を以下にまとめました。

【N型単結晶タイプ】

型式 PANDA BIFACIAL 60CF PANDA BIFACIAL120HCF
最大出力 片面:320-355W
両面:350-360W
片面:330-340W
両面:365-375W
変換効率 22.5% 22.5%
外形寸法 1682×1000×30(mm) 1711×1005×30(mm)
メーカー保証 出力保証:30年
製品保証:12年
出力保証:30年
製品保証:12年

【P型単結晶タイプ】

型式 YLM 120CELL Half Cell YLM 144CELL Half Cell
最大出力 G1シリーズ:330-340W
M6シリーズ:365-375W
G1シリーズ:400-410W
M6シリーズ:440-450W
変換効率 22.3% 22.1%
外形寸法 1755×1038×35(mm) 2015× 996×35(mm)
メーカー保証 出力保証:25年
製品保証:12年
出力保証:25年
製品保証:12年

インリーソーラーの太陽光発電のメリット・デメリット

トレードオフ

最後に、インリーソーラーの太陽光発電のメリットとデメリットを確認しておきましょう。

メリット

インリーソーラーは世界トップクラスのマーケットシェアを誇る太陽光発電メーカーです。

日本においても数々の大型案件を手掛けており、国内の物流網も整っています。

そのため、「いずれ日本から撤退するかも…」「製品供給に時間がかかりそう…」といった海外メーカーならではの心配はなさそうです。

また、インリーソーラーの太陽光発電は保証面でも世界トップクラスと言えます。

特に、出力保証を30年に設定しているのは、他メーカーではほとんど見かけません。

この出力保証の長期設定から、インリーソーラーの太陽パネルが高い耐久性を備えていることも窺い知れます。

デメリット

インリーソーラーは日本での実績も豊富です。とはいえ、日本における住宅用太陽光発電の導入事例は国内メーカーに比べると少ないです。

そのため、インリーソーラーの太陽光発電は、相場データがあまり公開されていません。

また元々がオープン価格であるため、価格・相場に関して不透明な点は、デメリットと言えるでしょう。

ただ、太陽光発電の費用は、設置環境によって大きく変わる場合が少なくありません。

したがって相場に関しては、ご自身で複数社のお見積もりを比較し、把握されるのが最適です。

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