住宅用太陽光発電
今回は、世間一般的に言われている情報が「本当なのか」、「それとも嘘なのか」を検証します。 太陽光発電を実際に設置運用している方への質問及びインタビューを行いましたので、紹介していきたいと思います。
儲かるというのがどの範囲から言うのか不明ですが、黒字になるのは間違いありません。
そのためには、見積比較と発電量を上げるための方法を理解し、時間の許す限り徹底して業者と話し合うことが最も重要です。
雨や曇りが多い日は、どうしても発電量は低下してしまいます。
しかしパネルを「単結晶」にすれば、曇りの日でも比較的多く発電されますから、初期投資は渋らずに「単結晶パネル」をお勧めします。
実際には、台風の日でも発電はしているのです。
本当です。実際に、私もマイホームの住宅ローンに含めることができました。
一般的な太陽光発電ローンは「動産ローン」になりますので、「不動産ローン」に比べて高くなるだけでなく、返済期間が10年と非常に短いです。
しかし「不動産ローン」によって30年の返済年数となりますので、月々の返済が非常に楽になりました。
その通りです。住宅用の太陽光発電・売電単価は10年間有効ですが、何も11年目からは廃止となるわけではありません。
売電単価が下がった場合は、住宅用として全部使用すれば電気を買わなくて済みますから、光熱費はカット。それこそが政府の狙いでもあるのです。
そのコストカットは回収期間にもなり得ますので、それは長い返済期間の利息分をもカバーしてしまうほどです。
ありました。それは真夏である7月、8月の快晴日です。
その日は気温が35度近くまで上がり、太陽光パネルの表面温度も限界に達していたのでしょう。5月頃の晴れの日と同じ、発電量となりました。
つまり、太陽光発電は春と秋が最も優れていることが分かりました。
それは絶対にやらないほうが良いです。逆に発電量を下げることになるからです。
理由は、車を洗車した後などそのままにすると、ガラスに「水垢」が残りますよね。
パネルに水を掛けただけで水分を拭き取らない場合は、同じことが発生します。これは、空気中のほこりによるものです。
これにより逆にパネルが汚れてしまい、発電量が20%以上も低下した人の話を実際に聞いています。その方は、今度は逆に「早く雨になってくれ」と願ったそう。本末転倒ですね。
朝日と夕日は結構影響あります。
私の住んでいる地域は日本の南側にありますが、日の入りも遅いせいか、場合によっては18時頃まで発電している時があります。そして朝は6時頃から発電開始されています。
実際にこれまで発電したデータから、9時から16時以外の発電量をカットしてみたところ、約18%も減少しました。
つまり朝日と夕日は全体の18%前後、売電収益に影響するということです。売電シュミレーションに、ぜひご参考下さい。
このように、太陽光発電を実際に運営してみなければ分からないことが多々あります。
決して安くはない費用を掛けるのですから、設置者や有識者の声をたくさん聞くことであなたのご自宅や事業所に最適な太陽光発電システムを導入することができます。ぜひお役立てください。