住宅用太陽光発電
ソーラーローンについてご紹介します。「太陽光発電は設置したいが、いきなり高額の支払いをするのはちょっと..」という方には太陽光発電専用のローン、ソーラーローンをの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
太陽光発電システムは低価格化が進み、数年前の金額と比較すると導入しやすい価格まで下がってきました。
しかし、いくら安くなっているとはいえ、初期費用には大きな金額が必要です。
そこで、太陽光発電システムを「導入したいけれども高い初期投資が気になる」という方に、ぜひ知って頂きたいのが「ソーラーローン」という融資制度です。
ソーラーローンとは、太陽光発電システムを導入する際に必要な資金を借入するローンのことであり、通常のローンと異なり下記のようなメリットを受けられます。
【固定、低金利】
銀行側の利益となる利息です。一般的な金利より低く設定されており、金利が変動しない固定金利も多数あります。
【無担保】
銀行が資金を提供する代わりに、一般的なローンでは不動産や動産の抵当を行いますが、ソーラーローンでは必要ないことがほとんどです。
【長期返済】
ソーラーローンは、ローン会社によって最長15年という長い返済年数を設定できる場合もあります。年数が長いと月々の返済額が低くなるので、負担が少なくなります。
以上のようなメリットが受けられるのは、長期的に安定した売電収入があるからで、それにより銀行や融資機関も安心して低金利にて資金を提供しやすくなっています。
それではソーラーローンを借入した場合のシミュレーションを見ていきましょう。
例えば、太陽光発電システム容量を「4kW」として、初期投資「140万円」のシステムを導入するとします。その費用全額をローンで借入したとした場合、金利(年利)が3%で10年間の返済額は、毎月13,518円となり総額1,622,160円となります。
それでは、もしこの金利が「1.6%」であった場合の返済額は、毎月12,632円で総額1,515,840円となるのです。同じものを購入、支払い年数も同じ、であるのにこの金利が1.4%変わるだけで「106,320円」もの支払い総額の差が出てくるということです。金利の重要性をお分かり頂けたと思います。
売電としっかりとした節電によって十分返済していくことは可能であり、完済後はもちろん自己所有となるだけでなく、以降も11年目当時の売電単価で再契約しますから、太陽光発電システムの寿命(パネル30年と言われている)まで収益を得られるという大きなメリットがあります。
平成26年4月現在、JPECによる補助金交付の予定はありませんが、都道府県や各市町村では実施しているところもあります。各補助金の支払い条件、支払いタイミングが異なりますので特に注意が必要です。特に補助金の入金は業者への支払いより遅くなりますので、資金の一部として組み込む場合はこのことを考慮して借入金額を決定して下さい。
ソーラーローン(太陽光発電ローン)は、住宅ローン・リフォームローンと比較すると低金利・無担保・長期返済という有利な条件で融資を受けることができることがお分かり頂けたと思います。
また窓口も大変幅が広く、太陽光発電販売業者と提携する信販会社以外にも都市銀行、地方銀行・地方信用金庫に加え、メーカー、販売会社なども独自のローンサービスを行っている場合があります。
まずはお気軽に、お近くの金融機関に相談してみることをオススメします。また、ソーラーローンは期間限定や毎月金利が変動するローン商品が多いため、最新情報を入手する為にも各金融機関との情報収集が不可欠となっています。
このように太陽光発電は、地球にやさしいエコ事業だけでなく、金融機関も大いに期待している「一般人が参入しやすい市場」となっていることが分かります。さらに節電効果により月々の光熱費を抑えられるのですから、ご家族も大喜びになること間違いなし!まさに「一家に一台、太陽光発電システム」の時代となっています。
ソーラーローンとは? |
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太陽光発電システムを導入する際に必要な資金を借入するローンのことであり、通常のローンとは異なるメリットを受けられます。 メリットの詳細はこちら。 |
ソーラーローンの窓口は? |
窓口は大変幅が広く、太陽光発電販売業者と提携する信販会社以外にも、様々な機関が独自のローンサービスを展開しています。 窓口の詳細はこちら。 |