住宅用太陽光発電
持続可能なエネルギー源として期待されている太陽光発電。家庭単位でも普及が進んでおり、新築やリフォームを機に検討されるケースも増えているようです。ただ、問題になるのは「どのメーカーを選べばいいのか」でしょう。そこで、本記事では国内の太陽光発電メーカー、エクソルを詳しく紹介します。
「太陽光発電の総合企業」を名乗るエクソル。その前身は、2001年に滋賀県で設立された太陽光パネルの販売会社、グリーンテック販売です。
グリーンテック販売は、地球環境保全を使命とし、クリーンかつ国産エネルギーである太陽光に着目。国内における太陽光発電の普及促進のため事業を展開していきます。
グリーンテック販売は、2011年に新ブランド「XSOL(エクソル)」を発表。そして、2013年に社名をエクソルに変更します。
エクソルは東京と京都にそれぞれ本社を構え、京都や千葉に太陽光発電所も所有しています。
現在、エクソルの事業の柱は次の4つです。
これらの事業によって、エクソルは長期安定稼働および高品質な太陽光発電システムの普及に貢献しているのです。
エクソルのこれまでの太陽電池モジュール累計出荷量は1.4GW以上、太陽光発電システム設置・施工件数は年間1,200件以上に上ります。
また、住宅用から産業用まで、あらゆる太陽光発電システムのメンテナンスを実施しており、たとえ他社施工のシステムでも対応しています。
エクソルの太陽光発電には、注目すべき3つの特徴があります。
それぞれの特徴について以下で解説します。
エクソルは東京電力グループTEPCOホームテックと共同で、「のせトク?」というサービスを提供しています。
「のせトク?」とは、太陽光発電システムを購入せず、毎月定額の利用料を支払うことで使用するサービスです。したがって、初期費用はかかりません。
「のせトク?」の定額利用料の内訳は、設置工事費と機器利用料です。なお、設置工事費は10年分割された金額になります。
つまり、設置工事費の支払いは10年で完了し、その時点で「のせトク?」は契約終了となります。
契約終了後は、太陽光発電システムがそのまま無償譲渡される仕組みです。
エクソルは幅広い屋根サイズにフィットする太陽光発電システム「ジャストコンパクト」を展開しています。
「ジャストコンパクト」は太陽光パネルを1枚から設置できるため、小さい屋根や複雑な形の屋根でも対応可能。またパネルの荷重による屋根への負担も減らせます。
ちなみに、通常の太陽光発電システムでは、屋根の同一方向に4枚以上の太陽光パネルが必要です。しかし、「ジャストコンパクト」では各太陽光パネルが独立して発電できるため、1枚から設置可能なのです。
各太陽光パネルが独立して発電できるのは、マイクロインバータが太陽光パネルとセットで動作するためですが、この仕組みには、「影の影響が少ない」「方位に関係なく設置できる」といったメリットもあります。
エクソルは、太陽光発電の安心安全な長期稼働を実現するため、2つのサポートを用意しています。
XSOL保証は、無償のXSOL保証と有償のXSOLプレミアム保証に分かれます。
無償のXSOL保証は、太陽光発電システムを15年保証します。ただし、エクソル製以外の機器は10年です。
有償のXSOLプレミアム保証は、上記に加え、交換製品の運送費や工事費も保証します。
なお、同保証を受けるためには、既定の申請書によるお申し込みが必要です。
XSOLメンテナンスは、太陽光発電システムの故障を未然に防ぐことはもちろん、故障の早期発見および迅速な対応を行うためのサービスです。
50kW未満の低圧太陽光発電システム向けに、以下の2つの有料プランが用意されています。
プラン | 料金(税抜) |
---|---|
PV検診 | 65,000円 |
PVドック | 90,000円 |
PV検診では、太陽光発電システム全体の目視や機器の測定が行われます。
PVドックでは、以上の内容に加え、専門機器を用いたより細かな検査が行われます。例えば、太陽光パネルのIR測定やパワーコンディショナの絶縁抵抗測定などです。
なお、両プランとも1年契約であり、検査実施は年1回です。
エクソルの住宅用太陽光パネルは2タイプに分かれます。
ハーフカットタイプは、半分にカットした太陽電池セルで構成されるパネルです。
半分にカットした太陽電池セルは、電気抵抗が軽減されるため、発電効率が向上すると言われています。
また高温による出力低下も少ないため、夏場でも安定した発電量が期待できます。
一方、通常タイプはマルチバスバーを採用しています。
マルチバスバーとは、太陽電池セルのバスバーと呼ばれる配線を増やす技術です。
バスバーの本数と電気抵抗の値は反比例の関係にあります。そのため、マルチバスバーは太陽電池の出力を上げるための有効な手段の一つなのです。
では、各タイプの太陽光パネルの仕様を見てみましょう。
【ハーフカットタイプ】
型式 | 公称最大出力 | モジュール変換効率 | 外形寸法 |
---|---|---|---|
XLM120-380L | 380W | 20.9% | 1755×1038mm |
XLM96-300X | 300W | 20.2% | 1430×1038mm |
【通常タイプ】
型式 | 公称最大出力 | モジュール変換効率 | 外形寸法 |
---|---|---|---|
XLM60-325X | 325W | 20.0% | 1640×992mm |
XLM50-280X | 280W | 20.2% | 1665×832mm |
まずは、エクソルの太陽光パネルのタイプごとに価格を紹介します。
【ハーフカットタイプ】
公称最大出力 | メーカー希望小売価格 |
---|---|
380W | 275,880円(税込) |
300W | 217,800円(税込) |
【通常タイプ】
公称最大出力 | メーカー希望小売価格 |
---|---|
325W | 214,500円(税込) |
280W | 203,280円(税込) |
続いて、エクソルの太陽光発電の相場を紹介します。
一般的に、太陽光発電の相場は、kW単価で表します。kW単価とは、太陽光発電の設置費用を「1kWあたり」に換算した金額です。設置費用は太陽光発電システムの代金のほか工事費や諸経費も含みます。
では、エクソルの太陽光発電の相場を、パネルタイプごとにまとめました。
パネル | 相場 |
---|---|
ハーフカットタイプ | 約25万~28万円 |
通常タイプ | 約24万~27万円 |
最後に、エクソルの太陽光発電のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
エクソルは、もとは太陽光発電の販売会社なので、さまざまな太陽光発電メーカーとパイプを持っています。
そのため、他メーカーの機器であっても、自社システムと上手く連携することができ、またメンテナンスにも対応できます。
ちなみに、エクソルブランドのパワーコンディショナは三菱のOEM製品です。
住宅用太陽光発電においては、「初めて設置する」という方が大半かと思います。そんなとき、自社製のみならず他社製の太陽光発電システムにも精通しているエクソルは、とても頼りになる存在でしょう。
また、エクソルの太陽光発電はパネルが単独で発電できるのもポイントです。
パネルを1枚からでも設置でき、方位も制限されないため、設置自由度が非常に高い点は、エクソルの太陽光発電の大きな強みと言えます。
エクソルの太陽光パネルは、他社に比べるとまだ歴史が浅く、導入事例も少ないようです。
そのため、エクソルの太陽光発電は相場データも比較的少ないです。したがって、相場の確度という点においては、他社より劣るかもしれません。
ただ、太陽光発電の相場は、希望するkW数や設置する屋根によって異なります。したがって、実際に見積もりを取った上で相場を把握することが肝要です。
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